「Win-Get! Cloud TENMA（以下Cloud TENMA）」は、株式会社リプラスが提供するクラウドストレージサービスです。 Cloud TENMAには「自動同期機能」「Web公開・受け取りフォルダ機能」「共有機能」の3つの基本機能が備わっています。
さらに、Cloud TENMAはロゴを自由に変更できたり、ユーザーやグループの作成ができるなど、他社のクラウドにはないオプション機能もあります。
最近では、テレワークやBCP対策としても注目されているクラウドは、インターネット環境があればどこからでも共有できるため、出勤が困難になった際などに役に立ちます。
また、サーバーやNASなどの、メインで使用している機器のバックアップとして利用することで、地震や水害などの自然災害によって機器が被害を受けたとしても、短期間で業務再開をすることができます。
そんな、Cloud TENMAの各機能と活用方法を紹介します。
Contents
「自動同期機能」活用で遠隔地へデータバックアップ！
Cloud TENMAのバックアップ方法は主に２つあります。
① ブラウザや専用ソフトをインストールしたPCのフォルダへ「ドラッグ アンド ドロップ」する方法
② 同期ツールを使用し、PC、NAS、サーバーから自動でバックアップを取る方法
自動同期機能は、データをアップロードすることもダウンロードすることも可能なので、組み合わせて使用することで、相互データバックアップや遠隔地、他の保存用媒体へのバックアップができます。
＜活用方法＞
上図のように福岡支社のデータを札幌支社に自動的にバックアップするといった使い方もできます。
この方法をとることで、どちらかの支社で機器トラブルや災害が起こった場合でも、もう一方の支社からデータを受け取ることができ、短期間での業務再開が可能です。
遠隔地へのバックアップは、トラブル発生時の業務への支障を最小限に抑えることができ、BCP対策としても役立ちます。
「WEB公開・受け取りフォルダ機能」活用で大容量データを簡単に受け渡し！
次に「WEB公開機能」「受け取りフォルダ機能」をご紹介します。
「WEB公開機能」「受け取りフォルダ機能」では、ご契約容量内 無制限でデータの受け渡しが可能です。
アップロードをしたデータは暗号化され、さらにパスワードを設定することでデータを安全に渡すことができます。
さらにこんな便利な搭載機能があります。
・WEB公開後にもファイルの追加・削除・修正が可能（WEB公開機能）
・WEB公開に対しコメントを付けることが可能
・アップロード済ファイルに対し公開・非公開を選ぶことができる（受取フォルダ機能）
・スマートフォンやタブレット端末からも操作可能
・管理者であれば、統計ログを取ることもできる
・作成したURLに対し公開期限を設けることができる
＜活用方法＞
「WEB公開機能」はメールで送信できない大容量のデータや複数のデータを一括送信する際に楽にやり取りができます。
「受け取りフォルダ機能」では、データの受け取りだけでなく、公開期限を利用し、資料や課題の提出の自動締切を設定することができます。
共有機能を活用したテレワーク事例
Cloud TENMAは、ネットワーク環境と、IDとパスワードの権限がある状態であれば、いつ・どこからでもアクセスすることができます。
また、新しい機器を導入する必要もなくデータサーバーとしても役立ちます。 データをクラウドに保存することにより、最新のデータをどこからでも閲覧、共有することができます。
さらに、地震や水害など自然災害が起こった際や、今回のコロナウイルスのように、出勤が困難になった際にも事業を継続させることができるので、BCP対策としても役立ちます。
以下にCloud TENMAを導入したテレワークの事例を紹介します。
事例）福岡県 建設業 様
・導入のきっかけ・目的
コロナウイルスの影響により、事務所への出勤が出来なくなってしまいました。 普段は1日の仕事が終わってから、事務所で写真を取り込んだり書類の作成をされていたので、大変お困りでした。 離れた場所でも早急に事務作業ができる環境を整える必要があったため、Cloud TENMAを導入されました。
・導入・設定手順
①Cloud TENMAの導入(設定サポート無料)
②クラウド上に必要フォルダの作成
③フォルダごとに必要データをコピー(NASの共有データ,各PC内のデータ)
④テレワーク用のPCにクライアントツールをインストールする
⑤Cloud TENMAにアクセスできるように設定
⑥大容量メール送信機能の説明
・活用実績
①データ保存及び編集
撮った写真のデータをすぐに保存でき、さらに事務書類も家などの離れた場所から閲覧・編集が可能です。
②容量の大きなデータを相手へ一括送信
WEB公開機能を活用し、出来上がったデータや容量の大きなデータを簡単に渡すことができます。
・導入後のお客様の声
今まで、写真は社内に戻ってデータを移行していましたが、ネット環境があればすぐにデータを移すことができるようになりました。 また、時間を気にすることなくどこからでも作業ができるようになり、効率もあがり助かっています。
クラウド上にデータがあるため、万一の災害の際でもデータを残すことができると思うと非常に安心できます。
また、導入から設定までしっかりサポートもしていただくことができ、安心してお任せできました。
※利用時の注意点
・同一アカウントを使用すると、Cloud TENMAに入っているすべてのデータが閲覧・編集可能です。
閲覧・編集を制限したい場合は、アカウントを複数にする必要があります。
・共有で使用しているデータの場合、同時編集ができるので注意が必要です。
LINEやチャットなどで、データを編集するときに声がけすると同時保存を避けることができます。
Cloud TENMAには、ユーザーを自由に作成したり、特定のPCからしか接続できない様にするオプション機能もあります。 詳しくはお問合せください。
オプション機能で、もっと便利に・安全に利用できる
Cloud TENMAには「自動同期機能」「Web公開・受け取りフォルダ機能」「共有機能」の3つの基本機能の他に、オプション機能もあります。ここではオプション機能の活用方法を紹介します。
オプション①「自分好みの画像に変更 CHANGE! TENMA機能」
ログイン画面のタイトル、ログイン後のデザイン、PCに表示されるロゴマークやアイコンを自由に設定することができます。
法人様であれば、自社のロゴマークや一押し商品の画像を使うことで、“ブランドイメージを伴った自社クラウド”のように表現できます。
個人様であれば、自分の趣味や家族写真等、データを共有するメンバーに関係する画像に変更することで、オリジナリティを表現することができます。
オプション②「ユーザーアカウントやグループアカウントの管理が可能 管理者権限機能」
管理者は、ご契約いただいたサーバー容量をユーザーごとに振り分けることができます。また、グループを作成することもできます。グループには許可されたユーザーのみ、PCのクライアントツール上や、WEB画面のログイン時にグループフォルダが表示されるので、限定された相手のみとデータを共有することができます。
オプション③「セキュリティ強化 クライアント認証機能」
通常、クラウドはインターネット環境があり、ユーザーID、パスワードがあればどこからでもアクセス可能という特徴があります。
Cloud TENMAのクライアント認証機能では、使用するPCに証明書を発行することにより、証明書を持った特定のPCのみアクセスさせることができます。
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今やデータは会社の財産とも言えます。 クラウドストレージも多様化している中、 オンライン上に重要なデータを保存するからこそサービス内容や機能、価格だけでなくセキュリティの高さも重要です。
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