近年、企業のクラウドサービスの導入が増加しています。
「クラウド（クラウド・コンピューティング）」とは、インターネット上で必要に応じてサービスを利用できる仕組みのことをいいます。
従来は文書の作成やメールの送信を行う際は、パソコン本体に必要なソフトウェアをインストールし、データはパソコンのハードディスクやUSBメモリなどの記録媒体に保存するのが一般的でした。
しかしクラウドサービスの導入により、ネットワークを経由してソフトウェアやデータを利用することができるようになりました。資料の作成やメールの利用等に際し、わざわざソフトを買ってインストール・設定作業を行わずとも、Webブラウザ上で便利なサービスが使える手軽さから、法人・個人ともに広く普及しています。
特に2020年のコロナ禍により、リモートワークの普及といった社会状況、企業の運営状況に大きな変化により、クラウドの利用の幅が更に増えていく事でしょう。自宅や会社のパソコンがなくても、スマートフォンやタブレット端末からでもアクセスできたり、アカウントを共有することで複数人が同時にアクセス・編集できるのも大きなメリットです。
以前は、クラウドという言葉は知っていても、どういったサービスなのか分からないという方も多かったと思いますが、現在では身近になってきています。OneDriveやDropbox、Amazon Drive、iCloudといったクラウドサービスをお使いの方も多いのではないでしょうか？
では、実際のクラウドサービスの利用状況は、どのように広がっているのでしょうか？
企業のクラウドサービスの利用動向を、データで見てみましょう。
Contents
クラウドサービスの市場規模
企業におけるクラウドサービスの利用は増加しています。
総務省によると、2019年には「全社的に利用している」が36.1%、「一部の事業所又は部門で利用している」が28.6%と、何らかのクラウドサービスを利用している企業は6割を超えています。
2015年〜2019年にかけて、4年で約20％ほどアップしています。
また「利用していないし、今後も利用する予定もない」「クラウドサービスについてよく分からない」の割合も減少しています。
前述したように、コロナ禍によりリモートワークの拡大も、クラウドサービスの普及につながっていくと考えられます。従来のようにオフィスにいなくとも、手軽に自宅や出先からデータを共有したり、メールを閲覧したり、文書を更新したりできるのが、クラウドサービスのメリットです。
今後、ますます市場規模が広がっていくのではないでしょうか。
出典：総務省ホームページ（https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252140.html）
業種別でみる
次に、業種別ではどのように利用状況の差があるでしょうか？
「製造業」「卸売・小売業」「サービス業、その他」で、特に導入が進んでいます。一方、「金融・保険業」「不動産業」は、あまり導入が進んでいない傾向です。
このように、業種によって扱うデータの内容が異なるため、クラウドサービスを導入しやすい業種、しづらい業種があることがわかります。
ではクラウドを導入している企業では、具体的にどのようなサービスを利用しているのでしょうか？
利用されているクラウドサービスの内訳
●利用しているクラウドサービスは「ファイル保管・データ共有」が最も多い
利用したサービスの内容については、「ファイル保管・データ共有」の割合が56.0％と最も高い結果となりました。
次いで「電子メール」（48.0％）、「社内情報共有・ポータル」（43.0％）となっており、「営業支援」や「生産管理」等の高度な利用は低水準に留まっています。
社内や部署内でデータを共有し、しっかりと管理しておくことはビジネスにおいて非常に重要です。以前は、パソコンや外付けHDD、LAN接続型外付けHDDであるNASやサーバー機等にデータを保存するのが主流でしたが、その他データの保管・共有に、クラウドサービスの一種であるオンラインストレージを利用する企業も増えています。
またスケジュール管理や会計入力・請求業務向けのクラウドサービスも増加しており、今後は営業部や経理部など、部署の仕事内容に応じたクラウドサービスの利用も広がっていくのではないでしょうか。
クラウドサービスの利用用途として最も割合の高い「ファイル保管・データ共有」ですが、法人向けのオンラインストレージは現在多くの種類があります。
今回は、弊社株式会社リプラスがご提供する「Win-Get! Cloud TENMA」について、法人様におすすめのポイントをご紹介させていただきます。
データの保管用に初めてオンラインストレージを利用する方も、現在利用しているけれでも機能を使いこなせていない、利用に不安がある、といった方にもおすすめなサービスです。
法人向けオンラインストレージ Win-Get! Cloud TENMA
株式会社リプラスでは、法人様にも安心してご利用いただける「Win-Get! Cloud TENMA」をご提供しております。
大容量のデータの共有、バックアップ機能はもちろんのこと、法人様にとって大切なセキュリティ機能もしっかりと備えています。
ファイルを暗号化して保存するため、不正アクセスを防ぐことができます。
クラウドTENMAは、企業様のために開発されたセキュアなオンラインストレージサービスとして誕生いたしました。
大切なデータを安全に保存し、データ共有も簡単にできるクラウドストレージです。
主な特徴は以下となります。
①データバックアップ
オンラインストレージTENMAのバックアップ機能では、重要なデータをクラウド上へ保管することができます。
ドラッグアンドドロップするだけでデータを簡単にアップロードすることが可能です。
また、設定時間に定期的に自動でバックアップを行う自動バックアップシステムも搭載しています。
②データ共有
TENMAのファイル共有機能では、パソコンやNAS機器などからアップロードしたデータを他の人と共有ができます。
同じクライアントID・パスワードを持っている人であればアクセスは可能です。
③大容量メール送信機能（Web公開）
大容量メール送信機能（Web公開）では、TENMAにアップロードしたデータをURL化し、クライアント様にデータを一度に受け渡すことができる機能です。
メールでは送れない大容量データも一括送信できます。
公開設定のデータにパスワードをかけることもでき、公開時設定を承認制にすることで、不正なデータのやり取りを防止します。
④データ受け取りフォルダ機能
データ受け取りフォルダ機能とは、大容量のデータをURL化して簡単に送信ができる機能です。
TENMAに受け取りたいフォルダを作成し、URLを発行するだけです。
URLをクライアントにメールで送信し、URLからアクセスしてアップロードするだけで
指定のフォルダにデータが保存されていく仕組みです。
パスワード設定ができるため不正アクセスを防止します。
⑤セキュリティ暗号化機能
セキュリティ暗号化機能で、サーバー上のファイルを暗号化して保存し、
TENMAを経由しない不正なアクセスでの情報漏えいを防止して大切なデータを守ります。
「CHANGE! TENMA」でカスタマイズ
他のクラウドサービスにはない「Win-Get! Cloud TENMA」の大きな特長に「CHANGE! TENMA」機能があります。
「CHANGE! TENMA」機能を使えば、ログイン画面、管理画面の画像などを好きな画像に変更することができます。
自社のロゴマークなどに変更することで、オリジナルクラウドとして表現も可能です。
クライアントとのやりとりもスムーズに、安心してお使いいただけます。
無料出張サポートで安心
また導入にあたっては無料出張サポートがついているため安心です。
クラウドストレージに限らず、会社が新しいシステムを導入するということは簡単なことではありません。
お客様のニーズをヒアリングさせていただき、パソコンの環境や業務体系に応じ最適なバックアップ方法のご提案、設定を行っております。
では、実際に企業ではどのようにクラウドストレージを利用しているでしょうか？
業種別にご紹介いたします。
導入事例~製造業～
大阪府 製造業 様
・導入のきっかけ・目的
仕事柄、製造部品に関わる様々なデータを扱います。例えば品質管理表、CAD等の設計図データなどがあります。またISOの認証に関わる文書データは、取引先様との信頼関係を結ぶ重要なものです。
これらデータをしっかりとバックアップをとり、管理しておきたいという思いが常にあります。
バックアップの取り忘れの心配のない、便利なサービスはないかと悩んでいたとき、Cloud TENMAを導入しました。
・導入・設定手順
①Cloud TENMAの導入
②クラウド上に必要フォルダの作成
③フォルダごとに必要データをコピー(サーバ内共有データ,各PC内のデータ)
④PC、タブレットにクライアントツールをインストールする
⑤Cloud TENMAにアクセスできるように設定
⑥大容量メール送信機能、データ受け取りフォルダ機能の説明
⑦自動バックアップスケジュールを設定
・活用実績
業務で扱う大切なデータを、しっかりとバックアップしておきたい！そんなときに役立つのが、TENMAの自動バックアップ機能です。
取引先様とのやりとりで発生する契約書類データ等は、会社の信頼問題に関わるもの。社内のサーバー機に保存していたデータを、TENMAで二重バックアップすれば、「もしも」のときにも安心です。
またファイル暗号化機能をつけられるため、IDとパスワードを知っている方のみが閲覧・変更することができます。セキュリティ面も充実しており、社内の機密データの管理にもご活用頂けます。
・導入後のお客様の声
元々は、取引先様とやりとりする重要データのバックアップ目的にTENMAを導入しました。
ファイルの暗号化など、セキュリティ機能が充実していて安心できますね。
またTENMAは、製造現場の写真共有にも使っています。iPhoneにTENMAを設定してもらったので、撮った写真をその場でアップロードし、社内のスタッフ間で閲覧できるのが魅力ですね。
まずはお試し
興味のある方、興味はあるけどクラウドの使い方が不安な方には、リプラスが提供するクラウドサービス「Win-Get! Cloud TENMA」がおすすめです。
初めてクラウドサービスを利用する方にも、無料サポートがついているので安心です。不安を解消いただけるよう、お客様のご利用環境、ご要望に応じて出張・オンラインで丁寧にサポートさせていただきます。
また、1ヶ月の無料トライアルを利用して、導入前に実際の使用感を体験することができます。体験したうえで導入を検討できるため安心です。
TENMA無料トライアル申し込みはこちら
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